押出ゴムスポンジの接着加工事例 ― エンドレスリングから特殊カットまで

2025.10.08

ゴムスポンジの押出成型品は、軽量性・柔軟性・クッション性に優れ、シール材や緩衝材として幅広い分野で使用されています。中でも「押出したゴムスポンジをリング状に仕上げるエンドレス加工」は、多くの産業で求められる定番の加工方法です。

今回ご紹介するのは、白色ゴムスポンジの押出成型品を瞬間接着剤でリング状に加工した事例です。

エンドレス加工の品質を左右するのは「接着面の仕上がり」です。瞬間接着剤を用いると、どうしてもはみ出しや接合部の段差が気になることがあります。

しかし今回の加工では、接着剤のはみ出しがほとんどなく、美しい接着ラインが実現されました。これにより、機能面だけでなく外観品質が求められる用途にも安心してお使いいただけます。

今回ご協力いただいた加工業者様は、このような接着加工だけでなく、弊社からの様々な“難しい依頼”にも柔軟に対応していただいています。たとえば…

いずれも一般的には嫌がられるような手間のかかる加工ですが、豊富な実績とノウハウで確実に仕上げていただいています。

こうした高い対応力を持つ加工業者様と協力できることは、我々商社にとっても大きな強みです。単なる製品供給にとどまらず、お客様の「こんな加工できないかな？」という要望に応えられる体制があることで、新しい案件や付加価値の高い提案につながっています。

押出ゴムスポンジの接着加工は、見た目の仕上がりから機能性まで幅広く評価される重要な技術です。さらに、加硫接着や表面処理、難加工素材のカットといった応用的な対応が可能であれば、より多様なニーズに応えることができます。

弊社では今後も、こうしたパートナー企業様と連携し、高品質かつ柔軟な加工提案を続けてまいります。

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