「ミラプランクが進化!無架橋押出ポリエチレンボードで緩衝材性能アップ、加工性抜群。密度170%向上で復元率も改善し幅広い用途に最適
2024.12.23

㈱JSPが製造する「ミラプランク」は、無架橋押出ポリエチレン(PE)ボードを素材とした高性能な緩衝材です。今回、セル密度が約170%アップし、繰り返し圧縮永久歪を抑制する改良が加えられました。これにより復元率が大幅に向上し、従来品よりも優れた耐久性と加工性を実現しています。
ミラプランクとは?〜無架橋押出ポリエチレンボードの特長と優位性〜
ミラプランクは、無架橋(非架橋)押出成形で作られたポリエチレンフォームであり、軽量かつ柔軟でありながら強度が高いことが特長です。無架橋構造により、高い伸縮性と加工性を誇り、カットやスライス、抜き加工、熱貼り加工にも対応可能。工場内の梱包材や緩衝材、住宅用のバッカー材、目地材など幅広い用途に適しています。
改良されたミラプランクの進化ポイント
- セル密度約170%アップ
発泡体内部のセル(気泡)密度が大幅に増加。これにより素材の剛性と耐久性が向上し、衝撃吸収性が強化されました。 - 圧縮永久歪の抑制
繰り返し圧縮による永久的な変形を減少させ、長期使用時の復元力が改善。工場の梱包材としての耐久性が飛躍的に向上しています。 - 加工性の維持・向上
密度アップによる強度向上にも関わらず、従来通りのカット・抜き・熱貼り加工が可能で、加工時の効率も変わらず優秀です。
ミラプランクの用途例とメリット
1. 工場内梱包材の当て材
発泡ポリエチレンからミラプランクへの切替えで、耐久性が向上し、製品保護効果が高まります。密度向上により耐衝撃性もアップし、輸送時の製品破損リスクを軽減します。
2. 住宅用バッカー材(目地材)
シーリング材が染み込みにくくなったため、防水性が向上。住宅の外壁目地や建築現場での使用に適し、耐候性・耐水性に優れる素材として評価されています。
3. 複雑形状の仕切り板・緩衝材製作
Pボードとの組み合わせにより、通い箱の仕切り板や専用緩衝材の製作が可能。多様な形状に対応できるため、幅広い産業分野で採用が進んでいます。
無架橋押出ポリエチレンフォームの市場動向と今後の展望
近年、環境負荷低減や作業効率化を背景に、軽量で高耐久な緩衝材の需要が拡大しています。ミラプランクのような無架橋押出ポリエチレンフォームは、リサイクル性や加工性に優れ、持続可能な資材として注目されています。また、セル密度を高める技術革新により、より高性能な緩衝材が開発される傾向にあります。㈱JSPの改良ミラプランクは、その最先端を行く製品の一つです。
まとめ:ミラプランク改良品で業務効率・製品保護を強化しよう
㈱JSPのミラプランクは、無架橋押出ポリエチレンボードのセル密度が大幅に向上し、繰り返し圧縮永久歪を抑制、復元率が改善された高性能緩衝材です。加工性の高さはそのままに、工場内の梱包材や住宅用バッカー材、複雑形状の仕切り板など幅広い分野で活躍しています。
現在、梱包材・緩衝材・目地材の見直しや切替えを検討中の企業様は、ぜひ㈱JSPのミラプランク改良品をご検討ください。高い耐久性と加工性が業務効率の向上と製品保護の強化に寄与します。

