セーガータウンのパーカーロード工場、火災後の復帰を果たす

2025.03.18

2月にパーカーロード社にて火災が発生しました。取扱い商材としてはゴムの加硫接着用の原料を製造していることからこれから徐々に影響が出てくることが予想されます。

共ショウでも金属とゴムの加硫接着品を数多く手掛けていますので、今後動向に注視していきます。

【対応実績製品】

・丸型防振ゴム・・・金具への部分的な取り付けの容易なタイプです。汎用機械や建築向けの防振材としてよく使われています。共ショウではばね定数を管理した製品も特注対応が可能です。

・リングダンパー・・・汎用機械の振動を面で受けて、防振効果を求めるタイプです。古い体育館では使用されている場合があり、交換需要にも対応可能です。

・小型積層ゴム・・・鉛直方向からの荷重に対して非常に体力がある防振ゴムです。水平方向での振動に対して柔らかいバネ特性を有し、効果を得ることが出来ます。

また共ショウは新たに海外工場とも知己を得ましたので、パーカーロード社と影響なく製造することが可能です。

加硫接着品の供給が不安」「他社製品の調達に影響が出そう」
そんなお悩みがあれば、共ショウにご相談ください。
海外工場との連携により、安定供給のご提案が可能です。

・ニュース記事

ゴムの加硫接着用の原料などを製造しているパーカーロード社の工場で、2月9日に発生した火災と爆発の影響を受けた約230人の従業員のほとんどが、1か月後に仕事に復帰しました。火災の際、少なくとも12人が病院に運ばれる事態となりましたが、全員が無事退院しています。

火災は工場の中央部で発生し、爆発を引き起こしました。これにより、建物は甚大な被害を受け、工場周辺には瓦礫が散乱しました。地域の消防士や危機管理担当者が迅速に対応し、消火活動を行いました。

現在、工場の親会社であるパーカー・ハニフィンは、事故の原因を調査中で、調査にはさらに時間がかかる見込みです。工場は復旧モードに入り、地域の環境保護局も周辺の監視を行っています。

※LORD Corporationは、接着剤、コーティング、熱管理材料、モーションマネジメントデバイス、センシング技術を開発しており、2019年にParker Hannifinに買収されています。

▼ こんな記事も読まれています：

お役立ちコラム #金属 #防振ゴム #ゴム #加硫接着 #代替 #ニュース

関連記事